特定外来種クビアカツヤカミキリの防除調査

2022.12.15

2021年12月に埼玉県草加市にある「そうか公園」の桜(70本)のうち6本に
クビアカツヤカミキリ対策として、リバイブ(樹幹注入型殺虫剤)を試験的に注入し
2022年5月から上記70本の桜の調査をしています。
今年度の最終調査が11月14日に終わりました。
リバイブを注入した6本のサクラのうち5本はクビアカツヤカミキリのフラスが減少しました!
さすがにゼロにはなりませんでしたが・・・
(昨年に結構フラスが出ていた樹木を選定してもらい試験しましたが、フラスが出ていた
時の様子を実際に見ていないので、直接比べることはできないのですが。)
残りの1本も7月まではフラスが大量に出ていたのですが、8月の調査ではほぼなくなっていました。
恐らく蛹から成虫になったクビアカツヤカミキリが出したフラスが最後に出たのだと思います。
(残念ながら蛹や成虫にはリバイブの効き目はほぼないので・・・)
試験としてはまずまず良い結果でした。
リバイブの効果は2シーズンなので、また来年も5月~11月に調査を行う予定です。

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